ファスティング基礎 ファスティングとは 2021.11.06 2021.11.24 ファスティングを行う人が増えていますが、ファスティングとはどのような事か、ファスティングの基礎からご説明していきたいと思います。 Contents ファスティングとはファスティングは自然治癒力を高めるファスティングに期待できる10の効果ファスティング効果その1.デトックス作用ファスティング効果その2.脂肪燃焼作用ファスティング効果その3.免疫力の回復ファスティング効果その4.肝臓を浄化するファスティング効果その5.腸を浄化するファスティング効果その6.血液を浄化するファスティング効果その7.味覚を正常にするファスティング効果その8.ストレスの軽減ファスティング効果その9.活力がアップするファスティング効果その10.集中力がアップするファスティングビフォーアフターファスティングとは ファスティングとは、断食 のことです。 食を断ち消化器官を休ませることで体内をデトックス(解毒)し、私たち人間の体にもともと備わっている自然治癒力を高めてくれます。 現代人はコンビニのお弁当やファストフードなどの便利で手軽な加工食品や高タンパク・高脂肪食品の過剰摂取などによって、消化器官が休まるヒマがなく疲れ切っている状態です。 甘いものを食べてしまったり、お酒を呑みすぎてしまったり・・・好きなものを食べる事は悪い事ではないのですが、このような食事を続けていることで、24時間休むヒマなく消化器官が働き続ける事になり、体内には消化しきれないものがどんどん溜まってしまいます。 ファスティングで断食することによって消化器官を休ませ、悪循環をリセットし、体の中に蓄積された毒素を排出するデトックス(解毒)や、体質改善に働きかけるようになります。 これはダイエット効果が出る事もあり、多くの方がファスティングで減量に成功しています。 ファスティング協会ではただ単に体重を減らすだけではなく、必要最低限のエネルギーを摂取しながらデトックスを行う方法を「ファスティング」と呼んでいます。 ファスティングは自然治癒力を高める 私たちの体には、不具合が起きても元の状態に戻そうとする 自然治癒力 という力が備わっています。 体内に蓄積された有害物質などの毒素をデトックスしなければ自然治癒力が正常に働きません。 ファスティングを行うと長年蓄積されてきた毒素が排出され、私たちの身体のリズムや状態を取り戻そうとする自然治癒力が増していきます。 免疫力がアップしたり、体内環境を整えたりと、体調の不具合を治す力が増していくのです。 つまり、自然治癒力とは生命維持をしようとする力であると考えられます。 本来は正しい食事と運動で解毒能力を目覚めさせる事ですが、定期的にファスティングを行えば腸内環境が改善され、より高い、解毒効果が期待できます。 ファスティングに期待できる10の効果 デトックス作用 脂肪燃焼作用 免疫力の回復 肝臓を浄化する 腸を浄化する 血液を浄化する 味覚を正常にする ストレスの軽減 活力がアップする 集中力がアップする ファスティング効果その1.デトックス作用 脂肪の中に蓄積している毒素を排出する事により、肌の新陳代謝の活発化や生活習慣病の予防が期待できます。 ファスティングを行うと脂肪の中に蓄積している毒素が排出されるため、多くの方が「痩せた」「スッキリした」といった効果を実感されています。 また、体内に溜まっている余分なものを排出することで生活習慣病の予防にもつながります。 ファスティング効果その2.脂肪燃焼作用 代謝がアップし脂肪が燃焼しやすくなります。 実践期間中は食事制限を行いますし、実践後には低カロリーの食事で満足できる体になるため、結果的にはダイエットにつながります。 さらに、ファスティングを実践すると代謝がアップをし脂肪が燃焼しやすくなるため、自然に健康的に痩せられる方が多くいらっしゃいます。 ファスティング効果その3.免疫力の回復 白血球の働きを良くし免疫力をアップします。 免疫力とは、体内に侵入してきた細菌やウイルスなどの異物を撃退する自己防衛システムのことですが、加齢や生活習慣によって低下をすることがあります。 ファスティングには免疫力を担当する白血球の働きを良くする効果が期 待できますが、実際に当財団のプログラム実践者さんからも「風邪をひきにくくなった」という嬉しい声が多く寄せられています。 ファスティング効果その4.肝臓を浄化する 肝臓を休息させ解毒作用が高まります。臓器を休息させる事により、上質な睡眠を得られます。 肝臓は老廃物や化学物質を解毒・排泄しエネルギーを生産する臓器です。 そのため、内臓の中で最も毒素が蓄積しやすいと言われていますが、ファスティングを行うことで肝臓の細胞が正常な機能が取り戻し生まれ変わると言われています。 ※近年の研究では、細胞が飢餓状態(断食状態)になると活性化することが明らかになっています。 ファスティング効果その5.腸を浄化する ファスティングには溜まった毒素を排出し、腸内環境を整える効果も期待できます。 「肌は腸の鏡」と言われるように、便秘がちな方はニキビや吹き出物ができやすかったり、肌荒れに悩まされた経験があるのではないでしょうか。 美肌は腸で作られると言っても過言ではないほど、腸と肌は密接な関係にありますのでファスティングで腸内をすっきりさせることで美容効果も高まります。 ファスティング効果その6.血液を浄化する 血液は食べすぎが続くと汚れるスピードが早回ります。 「食べる」ことは栄養を吸収するためには必要ですが、「食べ過ぎ」は血液を汚す行為でもあるのです。 ファスティングを行う事でコレステロール値が下がったり、様々な不調が改善へと向かうのは血液が浄化されたからだと考えられます。 ファスティング効果その7.味覚を正常にする ファスティング実践者さんから「味覚が敏感になり食べ物が美味しく感じる」という声がファスティング終了後に上がってくることが良くあります。 味覚が敏感になると濃い味付けばかりを食べなくても少量でも満足感を得られるため、特に我慢をしなくても自然と食欲が押さえられ食べ過ぎることがなくなります。 本来の味覚を取り戻し美味しさを感じられるようになります。 ファスティング効果その8.ストレスの軽減 最近の研究では、腸内環境は健康と深い関わりがあり、心と体の状態を左右していることが明らかになりつつあります。 腸内細菌が心の状態をコントロールしているなんて不思議なようですが、1980年代にはすでに『幸せホルモン』とも呼ばれているセロトニンの80%が腸管でつくられていることが発見されています。 ファスティングを行うと、腸内環境が改善され善玉菌が繁殖しやすい状態になるため、体と心の負担が減りストレスも軽減します。 ファスティング効果その9.活力がアップする 加齢と共に疲れを感じやすくなった・・・。何だかやる気が出ない・・・と感じる方が増えてきます。 加齢による倦怠感は、本来体を動かすためのエネルギーが消化・吸収で大量に消費されているからだと考えられます。 こうした不調もファスティングで消化器官を休ませてあげれば、活力が満ち溢れる毎日が送れるようになります。 ファスティング効果その10.集中力がアップする ファスティングを行うと血中の「ケトン体」の量が増えます。 ケトン体とは、炭水化物などの糖質を制限したときに発生する物質で、近年の研究では、体内にケトン体が増えると集中力を高める「α(アル ファ)波」が増えることが明らかになっています。 ファスティングを行う事で集中力がアップする効果が期待できます。 ファスティングビフォーアフター ファスティング基礎 ファスティング基本ルールと注意点